ゆるりフィリピン珍道中☺

へなちょこアラサー女。フィリピンでの”非日常”体験をゆるりアップします

アクティラボ1周年を迎えました!

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アクティラボを開校してから丸1年経ちました。

 

この1年でたくさんの出会いがあり、学んだこともたくさんあり。

自分自身について考えてみると、1年前の自分と比べて良くも悪くも変わったのだろうと思います。

まさか自分が学校を経営するとかまるで想像もできないことだらけだった中で、

とにかくやらなければいけないことをこなしてきて、強くなれた部分もあり、

また人として冷たくなった部分もあるような気がします。。

 

 

 

最近は、、正直ちょっと疲れてました(;´∀`)

 

フィリピン人を雇うということ。

日本だったらありえないようなことが毎日降り掛かってきます。

フィリピンでは日本人の感覚は理解されないことも全部わかってて、

それでもここで学校を始めたのは自分なのだから、受け入れなければいけないんです。

それでも、なぜ、なぜ、と納得できないことは毎日起こる。

 

自分の思っていることをブログを書こうとすると、どうしてもフィリピンに対する不満や愚痴になってしまうのが嫌で、書けずにいました。

 

ずーっとモヤモヤしていました。

1周年記念パーティーをするかどうかさえ、迷っていました。

 

 

 

そんな気持ちで1周年を迎える数日前、

新しくできた韓国料理店で久しぶりに会ったんです。

3年前、バコロドの韓国資本の語学学校に勤めていた頃の、韓国人学校長でした。

 

時々電話で話したりLINEのやり取りはしていても、

実際に顔を合わせるのは何年ぶりでしょうか。。

本当に久しぶりで、でも変わらず優しい笑顔で。

  

 

思い出すのは3年前、

その学校がちょうど10周年を迎えようとしていたとき、

私は10周年記念パーティーの企画を学校長に提案しました。

 

10周年という区切りの年、しかも開校当時から勤めているスタッフだって在籍していたんです。

当然パーティーやるでしょ。と思っていました。

その時の先生たちもノリ気で、パーティーのプログラムを一緒にワクワクしながら考えていました。

  

 

でも学校長から返ってきたのは、思いがけない返事。

 

”パーティーの企画はありがたいけど、

自分は10周年を純粋に祝おうという気持ちになれるか、わからない。

この10年、自分はずっと1人で戦ってきた。

ずっと1人、そして今も1人だ。”

 

 

え、鬱ですか?(;・∀・)

 

 

今もハッキリ思い出せます、あの言葉。 

そんなこと言われて、私はなんて返事したらいいんだ?と困った記憶があります。

でもそのときの私は、フィリピンで語学学校を10年経営してきた学校長の気持ちを

まったく理解できていませんでした。

  

今は、100%ではないけど、わかります。

毎日朝から晩まで学校のことを考えて、働いていても、誰もわかってくれない。

みんなで一緒にがんばっているはずなのに、どこか孤独な気持ち。

 

今よりもフィリピン留学が有名でなかった時代、そしてバコロドに来る外国人も少なかった時代から、

たくさんのフィリピン人を雇って、そして時には裏切られたこともあると聞いたことがあります。

私なんて全然小規模の学校を まだ1年しかやっていないのにすでに心折れそうになっていて、

彼はこんなことを10年もやってきたのか・・・と、本当に尊敬します。

 

 

実は私は自分の学校を始めることを、彼に直接報告はできていませんでした。

なんとなく、なんとなく、

後ろめたい気持ちがありました。

新しく自分の学校を始めることで、彼の学校から生徒を取ろうとしてると思われるんじゃないか?とか。

場所も違うし、歴史も知名度も違う、やってることも全然違うのは明らかなのですが。

さらに彼が学校長を退いたこと、その後学校は実質の閉校になってしまったこともあって、

ますます彼を裏切ってしまったような気持ちがありました。

 

 

でも当然、私が新しく学校を始めたことはみんなが知っています。

 

今回は本当に思いがけずバッタリ会って、

お互い連れがいたのと、その時ゆっくり話す時間がなかったので、軽い挨拶だけでしたが、

直感的に彼とは近い将来また会うんだろうと思いました。

今なら楽しくお酒を酌み交わしながら、3年前よりも深い話ができる気がする。

これまで怖くて聞けなかったことも、話したいこともたくさんあります。

 

 

次に会うときには、自信を持ってここで学校を運営していると言える自分でなくてはいけない。

10年続けられるかどうかはわからないけど、常に全力を尽くしていなければいけない。

そうしていつか、彼と対等にビジネスの話ができる自分になりたい。

 

沈んでた私の気持ちを、なんとなくシャキッとさせてくれて、

へなちょこながらに1年自分がやってきたことを、改めて考えさせられたのでした。

 

 

 

この1年でアクティラボに来てくれた生徒さんは約50名。

いろんな生徒さんが来て、いろんなトラブルを起こしてくれて、笑

毎日いっぱい笑わせてもらってます。

 

フィリピン人にはあいかわらず毎日イラッとさせられますが、

今いる先生たちはみんな長く勤めてくれてるので、居心地の良い学校作りはできていると思っていいのかな。

2周年を迎える頃にはどんな気持ちになっているのか。。

でもあまり深く考えず、今後もたくさんの生徒さんとの出会いを純粋に楽しめる自分でい続けたいと思います。

 

 

この1年でお世話になった方々、ありがとございました(*´∀`*)

2年目もますます精進して参ります!