コンフォートゾーンから一歩出てみよう
ありがたいことに昨年のオープン以来、生徒さんに途切れることなく来ていただいています。
語学学校なので、生徒さんが英語を習得するのをお手伝いするのが仕事なのですが、
正直、親身になりたい生徒さんとそうでない生徒さんがいるのも本音・・・
って、こんなこと書いちゃっていいんでしょうか(;´∀`)
誤解のないように書くと、
この人は嫌いとか、生理的に無理とか、そういう話ではありません。
私の気持ちを萎えさせる生徒さんがいるとして、気になるのは、主に態度と姿勢でしょうか。
もちろん、だからって何の対応もせず放ったらかすわけではないです。
ちゃんと平等に接します。
が、私も人間なので、心の中で思うことがあったりするわけです。(;´∀`)
うちに来る生徒さんは大学生と社会人が多いのですが、
バックグラウンドも様々なら、英語レベルも様々。
みんなもちろん英語を話せるようになりたくて来ているのですが、
同じ期間 同じように授業を受けたとしても、伸びる伸びないの差が出てきます。
その差はどこから生じるのか?と考えると、
英語ができるできない以前の問題が大きいのではないかと感じています。
当校では、アクティブ・ラーニングを取り入れた授業を行っています。
生徒さんの興味のあるテーマについてリサーチしてもらい、自主的に行動するのを促しています。
少人数制なので教師との距離がとても近く、授業外でもウザいくらい話しかけてくれます。笑
外に出れば街の人も皆フレンドリーなので、いい意味で放っといてくれません。
絶対誰かが声をかけてくれます。
週末は私のフィリピン人の友人たちと出かけたり食事に行くことも多いです。
客観的に見ても、英語を話す機会にあふれていると思います。
でも、ビックリすることに、
目の前でフレンドリーに話しかけられているのに、一言も話そうとしない人がいるんです。
大勢のグループならまだしも、1対1で話してるのに、ずっと相手の話を聞いてふふふって笑ってるだけ。
いや、なんか喋れよ(;´Д`)
と。
多いです。こういう生徒さん。。。
英語ができないから?
自信がない? 何を話していいかわからない?
理由はいろいろあるんだと思いますが・・・
日本人同士でも初対面だったら、お互いのことを知ろうと色々聞いたり、自分の話をしたりしますよね?
英語が流暢じゃなくても、単語を並べて、気持ちを伝えることはできるはず。
特に日本人なら、基本の文法やボキャブラリーは受験英語で勉強してきているので、
私が見てきた生徒さんでも基礎ができている人がほとんどです。
相手の英語が聞き取れなかったら、「もう1度言ってください」と言えばいい。
言い方がわからなかったら、周りの人に聞けばいい。
言いたい単語が出てこなかったら、辞書で調べればいい。
自分の英語が伝わらなかったら、ゆっくりハッキリ、もう1度話してみればいいんです。
何度も何度も何度も、そんなことを繰り返すことで、英語が話せるようになるんです。
◯◯って言いたかったけど言えなくて悔しい思いをした、とか
なんで自分の英語が通じなかったんだろう?と疑問を持つ人は、英語が伸びていきます。
こういう生徒さんは、毎日のようにたくさん質問してくるし、学校側としても教え甲斐があり、成長を見ていて嬉しくなるし応援したくなります。(*´∀`*)
でも、自分から会話を楽しいものにしようという気持ちがない人。
英語が下手だから話せないのではなく、話そうとしない人。
いつも受け身な人。
多いです。
いつも誰かが話しかけてくれるのを待ってます。
そして質問されたことに答えて、会話終了。
沈黙してただ座っているだけ。。。
私自身も社交的な人間ではないので、気持ちはわかります。
性格を無理に社交的にするのは難しいし、とても疲れることです。
でも、本当に英語を習得したいのなら、
少しだけでも無理をして、明るく振る舞うとか、オーバーリアクションするとか、
そうしないと英語は伸びないと思います。
相手に質問されたら、それに答えて、「あなたは?」と聞き返してみる。
会話が終了して沈黙になってしまったら、相手についてちょっと質問してみる。
英語に自信がなくて上手く話せないのなら、「英語が下手だから」と素直に言ってみたらいいのではないでしょうか。
いつも話しかけられるのを待ってても、何も変わりません。
お金を払ってわざわざフィリピンまで来ているんだから、
主役はいつだって自分自身、
ちょっと頑張っちゃうくらいでちょうどいいんです。(*´∀`*)
英語日本語、上手い下手は関係なく、
コミュニケーションは「伝えようとする気持ち」から始まるのではないかと思います。